【記事】日本の不妊治療が妊娠しにくい根本的な理由(東洋経済ONLINE)
http://toyokeizai.net/articles/-/135646
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TwitterのタイムラインでもRTされている方を何名かお見かけしました。
本文に行く前に、この記事のライターさん 河合蘭さんの名前が目に入って。
あれ?どこかでお見かけしたお名前だなーと思っていたら『卵子老化の真実』を書かれた方だったんですね。





出版されたのはもう3年も前だったんだ、ということにも驚きました。
この本も読んだのですが、すでに不妊治療している身からすると「分かってまーす」といった感じの感想しか持てませんでした。
不妊治療や妊活に励んでいる方は、あまり読まないようがいいかも。
分かっていることを掘り返される感じなので、凹む気がします。
そもそも、この本は世間一般の広くに向けて書かれた本だと思うので、当たり前な話ですね。
でも、これから結婚するとか、大人になる人たちには必要な視点だと思いました。

さて、話を東洋経済の記事に戻します。
今年、世界の生殖補助医療の効果や安全性を監視する組織「国際生殖補助医療監視委員会(International Committee Monitoring Assisted Reproductive Technologies:ICMART )」から、世界各国の体外受精の出生率を公表するワールドレポートが出された。
それを見ると、日本は採卵1回当たりの出産率が6.2%しかなく、60カ国中なんと最下位だった(レポートの最新値2010年)。
治療成績が低い一方で、体外受精の実施件数は世界一なのが日本だ。

このように、宜しくない記録を日本の体外受精が出してしまっているそう。

その理由がいくつかあがっているのですが、まずは、晩婚化・晩産化。
妊娠する人は最適な時期から外れてもすぐ妊娠しますけどね。と私なんかは思ってしまいますが 笑

次にあげている理由は、日本の治療(排卵誘発法)の主流が「自然周期」であることです。
つまり、体外受精をする際に必要な排卵のフェーズで、薬を(ほぼ)使わずに、自然に近い状態でたまごを育てて、採卵するってことです。
「自然」であれば、たまごは1つずつ排卵されるので、採卵数は1つ(に近い数)になります。
この「薬を使わない自然周期の治療」が日本の出産率が上がらない原因であると、かなりの字数を割いてこの記事では述べられています。

ちなみに排卵誘発法はこんな感じで分けられるそうです。

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私は、自然周期であっても、薬を使う刺激の強い方法でも、どちらにもメリットとデメリットがあると思っています
年齢や、体の状態、仕事や家(1人目の子育てや介護もある場合もありますよね)と治療の両立なども考えて、排卵誘発方法を決めたら良いのではと思います。

自然周期だったら、毎日注射に通うとか、自己注射はないわけだし、採卵時に針を刺すのも1〜2回(たまごの数だけ刺すわけだから、たまごが少なければ刺す数も少ない)であれば耐えられるのかな?と思ったりします。(私はやったことないですが)
注射の数が少なければ、経済的には負担が少ないし、通院の回数も減りますよね。
採卵自体や採卵周期の負担が、刺激法よりも少ないので、仕事や家のことが忙しい方であればとても助かるはずです。
仮に、一つ採れたたまごがきちんと受精して、育って着床すればたくさん採る必要はありません。
ピックアップ障害などの場合は、確率論になりますが、可能性はある訳です。
ただ、育っているたまごが一つしかなく、それだけを採るのだとすれば、その一つの卵胞の状態に全てをかけなくてはいけません。
それはそれで、プレッシャーがありそうです。


ただ、経験から言うと、採卵って大変です
オペ室に行くだけでも、暗くて、人がたくさんで緊張するし。
いくら細い針だって刺されたら痛いし。
たまごが一つとれたとしても、採卵後の受精→培養(分割)だって、どうなるか分かりません。
それって、すごいストレスですよね。
採卵は、なるべくやりたくない、できれば1度で終わりにしたい体験です

ちなみに、私は今までに2回採卵しています。
1回目は、低刺激と言われるクロミッド法。
2回目は、刺激の強いアンタゴニスト法。

1回目の採卵で思ったよりたまごが育たなかったので、2回目は刺激の強い方法にしました。
これは、先生からの助言もありましたが、私の希望でもありました。
なるべく少ない採卵数で、妊娠のチャンスを多くつかみたい
つまり、1度の採卵でなるべく多くのたまごを採りたい。
というのが私の希望です。

正直アンタゴニスト法は大変でした
卵巣が腫れたりすることも覚悟していましたし、毎日の注射は痛いし、支払いもかさむし、下腹部の張りもありました。
なので、ご褒美を用意したり、アーモンドミルクを飲み比べしたり、もはやイベントを楽しむように自分の暮らしを演出して過ごしたような気がします。
(実際、楽しんだところも多いにあるのですが)

私はいま、フリーランスのような状態で、時間が自分でコントロールできたので、時間的にも、体力的にも余裕を持ってアンタゴニスト法チャレンジができました。
お勤めしていたら、とても難しいと思います
でも、費用もかかるので簡単に仕事も辞められません。

私の場合、今回はアンタゴニスト法で6個採れました。
幸いすべて受精しましたが、これから培養する上でどうなるか分かりません。
採れても、空胞だったり、受精しない場合もあります。

どちらにもメリット、デメリットあり、一概にはこっち!と決められないのではないかなと感じています。
いま出ている正確な、エビデンスのある情報をキャッチして、自分の暮らし方と照らし合わせて、治療法を選択することが大事なんだなと改めて感じた記事でした。

ではー。


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