こんにちは。
ことです。
今日は、2014年1月から2017年7月までの私の不妊治療について振り返ってみようと思います。

私の不妊治療歴

細かなことは、ことさんの治療メモシリーズに書いてあるので省略しますが、大雑把にはこんな感じになります。

2014年1月・不妊治療クリニック初受診

2016年2月・初めての採卵

2016年5月・化学流産 / 2回目の胚移植

2016年9月・2回目の採卵

2016年12月・8w0dで完全流産 / 3回目の胚移植 

2017年7月・クリニック卒業 / 5回目の胚移植 

私の初診時の年齢は20代。
一番最初の診察のあとに、看護婦さんから軽いノリで言われた「まだ20代だから、きっとすぐ(妊娠)できますよ」と言われた言葉はまだ頭に残っています。
当時、「軽いノリでよくそんな風に言えるな」と思っていましたが、実際にクリニック卒業まで4年弱かかってしまいました。
クリニック自体にはとても良い印象を持っていますが、この看護婦さんのこの言葉だけは未だに解せません。

この流れを見ていると、私の場合、初受診から採卵まで約2年かかったのが分かります。
治療開始当時、タイミングを6周期、人工授精を6周期試みても妊娠しない場合は体外受精を検討するのが一般的(目安)な年齢でしたが、人工授精を6周期終えても「すぐに体外受精!」と踏み切れませんでした。
今から思えば、仕事の繁忙期にかこつけたり、他の理由を入れたりして、なんとなーく体外受精に挑むのを先伸ばしていた様な気もします。

一番のハードルは「怖さ」

体外受精に踏み切れなかった、一番のハードルは「怖さ」でした。
もちろん、経済面、体力面での怖さもありましたが、私の場合は「もう後がない」怖さが一番大きかったと思います。

私の場合、「不妊」の原因は最後まで分かりませんでした。
原因が分からないということは、妊娠という結果が出るまでひたすらステップアップを繰り返し、チャレンジ数を増やすことしか妊娠する方法がないということです。
それでも、妊娠する保証はどこにもありません。

タイミング法を試していた時は、「人工授精したら妊娠できるかも!」
人工授精を試していた時は、「体外受精したら妊娠できるかも!」
といった、未知の方法に対する可能性というか、期待がありました。
けれども、体外受精という最も人の手が介在するステップを試しても妊娠しなかったら、もうステップアップができません。
そのことを認識した時、「もう後がない」という怖さが出てきました。

この怖さが出てきてから、夜寝る前に「夫婦2人の人生」や「養子縁組」のことを考えるようになりました。
(いろんな方のブログを読んだりとか、WEB上の記事を読んだりしましたが、結果的に、実際に問い合わせをするなどの能動的な行動はしませんでした)

この頃、クリニックの先生は、体外受精について勧めてはくれましたが、強制はしませんでした。
私が「まだタイミングで行きたいです」と希望を出せば、それを受け入れてくれたので、ゆっくり考えて、納得してチャレンジするという選択をすることができました。

ちなみに、私は「5年くらい頑張ってもダメだったら、犬を飼う」と主人に対してよく言っていましたが、5年という時間に特に意味はなく、いつか治療を止める時が必ずくるということを私自身に対しても言い聞かせていたように思います。

私たちの「不妊」の原因はなんだったのか

治療を初めてすぐの頃は、結果が出ず、原因も判明しないことにとても苛立ちを覚えました。
けれども、「不妊」については、原因を見つけて根治するのではなくて、妊娠・出産という結果を得ることが目的なので、原因にこだわる必要はないということを知ってから少し気が楽になりました。

不妊治療は、ステップアップするにしたがって、消去できる「妊娠できない原因」が出てきます。
体外受精を進めていくなかで、「消去法で、ピックアップ障害の可能性があるかな」と、先生と一回だけ話したことがありますが、もしピックアップ障害であったとしても、なかったとしても、やれることは結果が出るまで、ひたすら体外受精を繰り返すことだけです。

何れにしても、やることが同じだということが実感できてからは、原因が知りたいと思う気持ちはほとんどなくなりました。

結果論でしか語れないけど

不妊治療を4年弱続けてきて、一番痛感したことは、「妊娠、出産とは、なんと幸運なことだろうか」ということです。
知り合いにも不妊治療を続け、妊娠することなく治療を終えた人がいますし、Twitterやブログなどでも治療を終えた方の話を目にしました。
本当にいろんな境遇の人たちがいて、子供を授かるということに関しては、不妊治療の有無やステップの段階、ましてや努力や気持ちの過不足なんてものは全く関係ないはなしなのだなと感じました。

もちろん、年齢やホルモン値など大きなファクターになり得るものはありますが、一部を除いてそれだけで0か100が決まるはなしでは決してありません。
(その一部に関しても、決して「本人たちのせい」でなったものではないと思います)
もしも、年齢だけが全てだという考え方があったとして、20代で治療を始めた私はその論理で言えば、すぐに妊娠できたはずです。
けれども私は結果的に治療に4年を費やし、体外受精(採卵と移植)を複数回行い、その間に流産も経験しました。

妊娠も経験することができましたが、「●●をしたから妊娠できた」と言えることは、一つもありません。
強いて言えば、●●に入る言葉は、不妊治療や体外受精くらいでしょうか。

5回目の移植が幸運だったとしか言いようがありません。
なぜ5回目だったのか。
なぜその受精卵(胚)だったのか。
他の4回はどうやっても成功しなかったのか、それはなぜ?
理由はずっと分からないままです

不妊治療は辛いことが多かったです。
不安は常につきまといますし、経済的にも負担が多く、体力的にも消耗します。
痛みや、服薬や、注射だって辛かったです。
流産も経験しました。
流産を経験したあとは、なんども泣きました。
不妊治療をしないで子供が授かれたらどんなに良かっただろうと思ったことは数え切れません。

ただ、不妊治療ができる境遇にあったこと、体外受精という治療法を受けられる時代に生まれたこと、家族の理解があったこと、仕事の調整ができたこと、希望していた結果を得られたこと。
全てにおいて、私はただただ幸運でした。

過去の自分に話しかけるとしたら

私の4年弱の治療についてひたすら書いてきました。
まとまっていないのは、それだけ色々考えていたんだろうと思います。
個人的には、ここで少し吐き出せてスッキリしています。

最後に、過去の自分に話しかけるとしたらしたら、どんな話をするだろうと想像してみました。
一つは、「不妊」の原因が分からなくても、やることはひたすらチャレンジを繰り返すだけ、ということ。
このことが分かってから、気持ちの負担が少し減りました。

二つ目は、調べたり、試したり、気持ちを切り替えたり。
やれることを、やれる時にやることが大切ということ。
特に、調べたり、試したりすることは、私にとって治療を続けていくうえで、とても大事なことでした。
Twitterで不妊治療をしている方のツイートをみたり、本を読んで食事のことを考え直してみたり。
治療のこと、感じたこと、試してみたことをブログに記録して、読み返してみたり。
そうしたことの積み重ねが治療を続ける上で、励みやモチベーションアップになりました。
私にとって、Twitterやこのブログは治療をするうえで、なくてはならないものでした。
こうした場に出会えることができたこともとても幸運でした。
ありがとうございました。

最後に、治療は夫婦二人ですることだということ。
通院とか治療方法を二人で考えながら進めて行くというのはもちろん、どんな結果が出ても二人で受け止めることが大事だと思いました。
移植がうまくいかなくても、流産をしても、体や心の辛さは言葉にして伝えた方が良いと思います。
別の人間なので、100%気持ちが伝わることはないとしても、言葉にしないと伝わりません。
そして、伝わり方のパーセンテージをあげるには一緒に体験する(に近い条件を作る)ことが手っ取り早いです。
ご飯の献立を工夫したら食べながらその工夫を話したり、通院した結果はなるべくリアルタイムでラインで伝えたり。
私自身、頑張っていること、辛いと思ったこと、嬉しい結果、どれも共有するのがとても大事だと感じました。

不妊治療をしている最中も大変だったり辛かったことはたくさんありましたが、妊娠、出産、子育てにおいても大変だったり辛いことはあります。
そして、妊娠、出産、子育ても不妊治療と同じように夫婦二人ですることです。
女性側一人で抱え込まず、時には周りのサポートを受けながら、夫婦二人が主体性を持って取り組むことが大切だと過去の私に伝えたいです。

さて、このブログは、不妊治療記事のアーカイブなどで復活することはあるかもしれませんが、今のところ更新は未定です。
今までの記事はこれからも残しておくつもりでいます。
不妊治療に取り組むなかで、考えて試してきたことを記録してきたこのブログが、誰かの「良いきっかけ」になれば幸いです。

2018.2.23
こと


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